連載シリーズ
19 広報いわき 26. 3
測定時刻:10時
単 位:マイクロシーベルト/時
出 典:原子力規制委員会ホームページより
※過去における測定値、平成21年度の市内の状況については、0.04∼0.06マイクロシーベルト/時で推移していました。
(福島県ホームページより)
2月17日㈪の市役所本庁舎、各支所・市民サービスセンターでの放射線量測定値
庁舎・支所(本庁)平 小名浜 勿来 常磐 内郷 四倉 遠野 小川 好間 三和 田人 川前 久之浜・大久 地上1m 0.121 0.040
市民サービス
センター 豊間
地上1m 0.137 泉 0.066 中央台
0.090
0.050 0.068 0.054 0.062 0.064 0.063 0.060 0.033 0.082 0.064 0.147
もっと知りたい放射能
もっと知りたい放射能
もっと知りたい放射能
放射線に関する問い合わせ窓口(県設置窓口)☎0120−988−359 平日:8時30分∼20時 土日祝:8時30分∼18時 水道水の放射性
物質の測定結果 水道局では、市内全 11 浄水場の水道水を週4回(遠野地区の3浄水場は週1回)検査しています。現在の検査結果は、 放射性ヨウ素・放射性セシウムとも、全て不検出(1ベクレル / ㎏未満)であり、安心して飲んでいただけます。
モニタリングポストは、マイクログレイ/時で測定 されていますが、本表では1マイクログレイ/時= 1マイクロシーベルト/時と換算して表示していま す。※久之浜・大久支所は、改築工事のため、当面、久 之浜西公園での測定値を掲載します。
【いわきにおける放射線被ばくの状況】
これまで市、県、国の調査結果などから、主として放射線被ばくの程度と健康への影響について 紹介してきました。〈表〉に被ばくの現状と対応などをまとめました。
【今後の注意点など】
《外部被ばく》場所によって放射線の強さは変わります。自分の住む場所の「放射線量(μSv/ 時)」を確認(測定など)し、「年間の被ばく線量(mSv/年)」の評価をして見てください(計算の 仕方はH24.6月号、市内主要場所の積算線量はH25.6月号参照)。
《内部被ばく》食物摂取については、検査され安全が確認された食材であれば生産地に関係なく安 全と言えます。出荷制限情報に注意するとともに山菜などは、ぜひ測定をして安全の確認をして頂 きたいと思います。また、甲状腺検査は引続き受診してください。
《測定》放射線は目に見えません。気になる場合には、①身の回りの放射線量は「空間線量計」で、
②外部被ばくは「積算線量計」で、③食物は「ベクレル計」で、④身体内の放射能量は「ホールボ ディカウンタ(WBC)」で測定してください。いずれも市で貸出しや測定を実施しています。
【まとめ】
これまで2年間にわたって放射能・放射線について紹介させていただきました。市においては、 除染、食材検査、WBC検査などが進められ、これらの結果は随時公表されています。
安全・安心のためには、住民の方々、行政、専門家など相互のコミュニケーション(情報の交 流・共有)が極めて大事と思っています。不安や疑問のある場合には、まず「市への問い合わせ」 や「アドバイザーへの面談・講演依頼」などをしていただきたいと思います。ご愛読ありがとうご ざいました。
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『放射線被ばく状況のまとめ―解説を終えるにあたって』
【市放射線量低減アドバイザー 星蔦雄】
【問い合わせ先】放射線に関する一般相談・アドバイザーへの講演依頼など:原子力災害対策課 ☎22 1206 ホールボディカウンタ検査など:保健所放射線健康管理センター ☎27 8560
県民健康管理調査「基本調査」「甲状腺調査」など:県立医大県民健康管理センター ☎024-549-5130 (*) 被ばくの形態については H25.6 月号を参照してください
形態(掲載号)(*) 被ばくの現状など
・線量の比較的高い川前、小川、久之浜、四倉の一部を除く大部分 の地域は1mSv/年以下といえる
・放射線量の高い場所は除染が進行中
・除染の計画的実施
・外部被ばく線量の評価のため、県民健康 管理調査「基本調査」問診票の提出 外部被ばく
(H25.3月号、 6-7月号)
(呼吸摂取)甲状腺
(H26.1-2月号)
(H25.4月号、 8-11月号)食物摂取 学校活動等
(H25.12月号)
・継続的な甲状腺検査の実施
・食材検査による安全確保(野生のキノコ や山菜などには注意すること)
・活動後の手洗・うがいの実施
・特別な活動の場合には個別に被ばく評価の実施
・いわき市における小児甲状腺等価線量は大略30mSvと推測(90パー センタイル値)される(チェルノブイリ事故(50∼2000mSv)に比べ少ない)
・放射線の影響による甲状腺がん発生の可能性は少ないと考えられて いる
・食物摂取による被ばく線量は外部被ばくに比べて低い(1mSv/年 の十分の一以下)と評価される
・校庭、プール活動などの被ばくは小さい
・線量の高い学校は除染
対応など
内部被ばく
〈表〉いわき市における放射線被ばくの状況
市民のひろば
広報いわき 26. 3 18
Q 震災以降、一番苦労されたことは何ですか。 平成二十四年五月に再オープンしたものの、原発事故による風評で、県外のお客様の数が減ってしまいました。そのため、まず市内のお客様を呼ぶために、さまざまな魅力ある宿泊プランを計画し、利用してくれるよう努めています。Q この震災で何を感じましたか。 普段、何げなく使用している物のありがたみや、人と人との絆の大切さを強く感じました。 災害はいつ起こるか分からないので、普段から非常用の水や食料の準備をしたり、お客様や職員との交流を大切にしたいと考えています。 私と、二人の職員が施設に残り、そのほかの職員は藤間中学校へ避難するよう指示しました。 震災以前から、施設内での防災訓練を実施していたため、訓練の成果もあり、スムーズな対応ができ、お客様と職員全員が負傷することなく無事に避難できました。Q 震災翌日から、どのような生活をされていましたか。 翌日に、施設の後片付けをしようとしましたが、津波や余震の影響で立ち入ることができませんでした。 また、原発事故が発生し、三月十三日から十日間ぐらいは、自宅待機になりました。その後、敷地内にある体育館に仮事務所を設け、営業再開へ向けて準備をしていました。 Q 震災発生時はどちらで何をされていましたか。 当時は、いわき新舞子ハイツのイベント﹁ふれあいサロン﹂の中で、演歌歌手のコンサートが行われていて、当イベントの進行状況を確認していました。Q 震災発生後、どんな対応をされましたか。 施設内には、イベントに参加したお客様百三十六人や、当日チェックインされたお客様が約三十人いたため、真っ先にお客様の避難誘導を行いました。 震災発生時はイベント終了間近だったので、外には送迎バス三台が待機しており、そのバスに向かうよう誘導しました。
市民のひろば
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市民のひろば ∼震災の記憶を後世に∼
今月号はいわき新舞子ハイツ(㈶いわき勤労福祉事業団常務
理事兼統括マネージャー)の渡邊喜男さんに、震災時の状況や
当施設の復興へ向けての取り組みについて、インタビューした
内容をお伝えします。
渡邊喜男さん(㈶いわき勤労福祉事業団)
震災直後のいわき新舞子ハイツ本館ロビー
再建へ向かういわき新舞子ハイツ
わた なべ よし お